先日の一般質問でも(仮称)清和地区観光交流センターを取り上げました。
(仮称)清和地区観光交流センターの計画は平成20年にスタートしました。
平成20年と現在では・・・
・計画地の交通量が約23%減。4314台→3336台
・清和地区の人口が約12%減。3184人→2793人
・君津市公共施設マネジメント基本方針が策定され、新たな公共施設を設置しないことが原則とされました。
・震災後、公共施設(避難所等)の耐震化が優先されてきた。
・学校再編第一次プログラム(案)が公表されました。
とこれだけ状況が変わっているのに、まだ鈴木市長は当初計画のまま建設しようとしています。
避難所である清和公民館は公共施設の耐震化基準の半分以下しかないIS値0.48のところがあります。
どっちが優先?
教育施設の整備、公共交通の整備、イノシシ対策…、清和地区でもっとお金をかけて欲しいところはたくさんある。
鈴木市長はブレーキとアクセルを間違えちゃったのでしょうか?
さらに質問の中で明らかになったのは、この施設、運営事業者は「公募する」との事です。
「競争原理がはたらく中で公平に事業者を決める」と言質を取りました。
しかし、整備検討委員会から派生した「発起人会」、このメンバーが立ち上げる組織(会社)も公募に参加できると担当部は考えているそうです。
これじゃ公募する前から事業者が決まっているようなものです。
私は「官製談合じゃないですか。」と詰めましたが、そうですと言えるはずはありません。
これでは、指定管理を受諾する人のために施設を作るようなものです。
地元のためでも、観光で来るお客様のためでもありません。
鈴木市長にはなんとかブレーキをかけて欲しい。
あらゆる手段をもって(仮称)清和地区観光交流センターの建設を止めたい。