庁舎は建て替えるしかない。

5日に行われた一般質問において、庁舎の再整備について質問しました。
市役所庁舎の再整備に関しては現実的には建て替えるしかない状態になっています。
今年6月の質問時に雨漏り33か所、天井抜け21か所、床の抜け1か所という答弁でしたが、台風によってさらなる被害を受けました。

特に9階の軒天井(のきてんじょう)がはがれた事は死傷者がでなかっただけ幸運だと思った方がいいかもしれません。
9階の軒天上は庁舎南口軒天井と同じく、金属製の細い板を組み合わせて出来ています。
9階から落下すればかなり危険です。

↑剥がれた庁舎南口軒天井

現庁舎は耐震性能不足と老朽化が激しいです。
耐震改修をやっても老朽化は止まりません。
老朽化対策をやっても耐震性能は上がりません。
耐震改修と老朽化対策を両方やっても耐用年数が大きく伸びるわけではありません。
既存の民間ビルを借り上げるにしても市内には適した物件がありません。

そう、事実上建て替えしかないのです。

しかしながら今のところ非常にゆっくりしたスケジュールになっています。。
今年度再整備のあり方検討会をやって、令和2年度に基本理念を作って、3年・4年で基本構想を作って、それから基本計画やって基本設計やって実施設計やって・・・。。
これではいつになっても完成しません。

袖ヶ浦市は実施設計に入っています。
なぜ「建て替え」という決断をできないのか?

つづく。