12月議会は一般質問が終わり、三つある各常任委員会で付託された議案を審議しました。
これから18日の最終日に向けさらなる議案調査をしていきます。
私は教育福祉常任委員会に所属していますが、一点とても気になる事があり、今も調べています。
議案第22号として令和二年度君津市一般会計補正予算(第8号)が審査されています。
その中で、(仮称)貞元保育園基本構想・基本計画策定業務委託979万円が計上されたのです。
君津市には「君津市保育環境整備に関する基本方針」があり、これに基づき「君津市保育環境整備計画」を今年度策定したばかりです。
君津市保育環境整備計画はこちら
この計画では(仮称)貞元保育園は令和3年度から設計と明確に書かれています。
それがここにきて当初予算にはなかった基本構想・基本計画を策定業務委託というのは非常に疑問です。
保育環境整備計画にはない基本構想等の策定をすることにより、来年度の設計が事実上先送りになるのではないかと心配です。
基本構想等をつくれば国県補助金がもらえるというものでもありません。
担当部が基本構想等の必要性をどんなに説明したとしても、「じゃあなんで当初予算に入れなかったの?」となります。
基本構想や基本計画の策定というのは極めて大きな事業であったり、特殊な事業において策定されるものです。
すでに上位計画があり、場所も定員も決まっているなかで1園の新設に基本構想等を策定していたのでは、お金もかかるし時間もかかります。今後は消防団機庫でも基本構想つくるのか?と心配になります。
人見保育園建設の時も基本構想等は策定していません。
979万円という金額の根拠と委託先業者の選定方法等も説明を受けていません。
979万円あれば園児のためにもっと有効に使えると思います。
議案22号の補正予算にはコロナ対策等も含まれているため否決するわけにはいきません。
18日最終日まで時間が余りありませんが、どうすべきか、さらなる調査をしてみたいと思います。
↓干し柿完成!陽光台でもカラスにやられませんでした。タワーマンションでやったらどうなるんだろう。。