現在行われている9月議会に「議案9号 市道路線の一部廃止について」という議案が上程されています。
この議案は、草牛・馬登線という市道の一部について廃止しようとするものです。
非常にまれなことですが10日に行われた経済環境常任委員会において、この議案9号は否決されました。
私も隣室から中継で見ていましたが、市の説明は、
・狭く危険であり徒歩のみの使用。
・現状では使っている人はいない。
というものでした。
議員からは、
隣接する山砂採取業者の事業拡大計画が関係しているのではないか。
事業拡大すれば交通安全対策も必要だ。
などの意見が出ました。
さまざまな議論の結果、経済環境常任委員会では賛成0、反対全員で否決されました。
市の説明の通り、現在使っていない市道で危険な状態にあるものであれば、廃止するという選択肢もあります。
また、市有財産の売却という観点からも、使っていない市有地を売却し市の収入とすることは一理あります。
しかしどうも引っかかる点がありました。
つづく。