国会議員の文通費改革はどこへ

11月16日のブログでも書きましたが、国会議員の文章通信交通費の改革は結局成立しませんでした。
11月16日のブログはこちらから
残念です。
あれだけ毎日メディアで取り上げられれば変わるかと思ったのですが…

国民民主党や維新の会は独自に領収書を公開すると言っています。
野党第一党である立憲民主党は公開しない方針らしく、いよいよ衰退への道を進んでいると感じます。

以下は28日の産経新聞より抜粋。
立憲民主党は28日の常任幹事会で、国会議員に月額100万円支給される「文書通信交通滞在費」(文通費)について、党独自の方法での使途公開はしない方針を決めた。
西村智奈美幹事長は記者会見で「全ての国会議員が同じルールで公表するのが筋だ。各党がばらばらでは比較ができない」と説明した。
(抜粋終わり)

ばらばらでは比較ができない、というのは自分たちだけ公開したのでは損だ。と言いたいのでしょう。
領収書公開は社会の常識であり、野党として現状を改革したいという思いがあるなら、公開するのが筋です。
公開しないことで、国民民主や維新との「改革に対する思い」の温度差がはっきりとしてしまいました。
夏の参院選も厳しいのではないでしょうか。

与党も野党も市町村議会では領収書の添付や使途の公開は当然です。
国会議員の文通費も市町村議会の政務活動費同様の取り扱いをすべきです。
これを各地方議会から国への意見書として提出しても面白いのではないかと思っています。

全国の市町村議会から突き上げられたら国政も少しは動く気になるのではないでしょうか。
「結局、文通費の問題は何も変わらなかった」というのだけは避けたいです。

令和4年1月の市民相談日程表