国会では代表質問がおこなわれ、裏金問題について追及が続いています。
テレビ朝日のモーニングショーに出ていた前明石市長の泉房穂さんと田崎史郎さんのやり取りが話題になっていますが、「政党支部の数」に言及している人がいないようなので調べてみました。
各都道府県がホームページで公表している政治資金収支報告書の令和4年度定期公表分から、1都3県の政党別の政党支部の数を調べてみました。
東京の自民党支部の数は500以上なのですが多すぎて数えるのに心が折れました…。なので500でグラフ化してあります。
いかに自民党だけ突出して支部の数が多いかわかると思います。
マネーロンダリングのためにペーパーカンパニーを作るのと同様で迂回献金ルートのために政党支部が必要なのです。
そして多くの場合が議員Aの○○後援会と議員Aが代表を務める△△支部は会計責任者が同一人物です。そうすることによって書面上でのつじつまを合わせることが簡単にできます。
政治資金規正法の改正では、政党支部の数に上限規制を盛り込まなければ脱法行為はなくなりません。
※(1月17日のブログ参照)県職員の贈収賄事件 その3(最終)「脱法的賄賂受け取りルート」 | すなが和良アルパカ日記 (sunaga-kazuyoshi.com)