おとなりの木更津市議選が始まりました。
定数を4減らして、定数24の激戦です。
君津市も木更津市を見習い定数削減をするべきだと思います。
4月3日のブログでも書きましたが、現在の定数24にしたのは12年前。
そのころから約4500人、人口が減っています。
今の定数を維持することは事実上定数を増やしているのと一緒という事になります。
木更津市の立候補者一覧。
市長選に立候補して落選した石川哲久さんが市議選に立候補しています。
これはなかなかできる事ではありません。
実はものすごく志が高い事だと思います。
市を良くしようと思い市長選に出て落選、自分とは考え方の違う候補が市長になったわけです。
それでも市を良くしたいという思いが強ければ、市のチェック機関である議会議員に立候補するというのは二元代表制の仕組みから考えれば実に筋が通った事だと思います。
市長の施策をチェックするのが議員の仕事です。
4月14日の千葉日報の社説に素晴らしい記事がありましたので、以下に抜粋します。
(↓抜粋開始)
白井市議会は、学校給食センター建て替え事業について、全面見直しを求めた陳情を認め、同事業費を削除した修正動議を可決した。八千代市議会は、市が廃止・減額方針を示した事業の一部を復活させるため、新年度当初予算案を修正可決した。また、君津市議会は指定ごみ袋を有料化する議案をめぐり「市民への十分な周知が必要」として、導入を半年間延期する修正案を可決した。こうした議決は、議会が「言論の府」として機能し市民の声に応えた結果ともいえる。
首長はじめ執行部は民意を推察しながら施策を練り上げ、賛同・理解を得るために最善を尽くす一方、住民の代表者である議員は、責任を持って行政を監視するのは自明の理。
行政に対し、時には議会が異を唱え助言を与えることが、よりよい施策作りや事業の新展開、税金の無駄遣い防止につながる。
施策にさまざまな疑問を投げかけたり、自由に提言できる機会を与えられているのに、任期中、一度も本会議での質問に臨まない議員もいる。二元代表制の一翼を担っている以上、市長の意向を全面的に支持するだけの“市長与党”という言葉は、本来存在しないはずだ。会派の枠組みによる賛否が優先されがちだが、「市民の利益のために」という視点を忘れずに採決に臨むべきだ。議員は“市民与党”の立場であることを大前提に、役割を果たしてほしい。
(抜粋おわり)
社説の全文はこちらから。ちばとぴ。