認知症の疑いがある高齢者の4割が車を運転していることが国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)の研究でわかった。
年代別では免許の更新時に検査が必要ない65~74歳も半数近くいた。
専門家は「75歳未満ドライバーの認知機能の低下に気づく仕組みづくりが必要」と指摘している。
上記は朝日新聞アピタルの6月13日の記事からの抜粋です。
元記事→認知症の疑い、4割が車運転 43%は検査不要の75歳未満 国立長寿研
警察省は「認知機能検査」で認知症の疑い例のある75歳以上の方には、診断を義務付ける方針です。
なぜ75歳で線を引くのか?という声もあると思いますが、運転免許証更新に検査が必要なら政治家にも検査が必要ではないでしょうか?
もし政治家が認知症の初期症状になったら、
職員から説明を受けても覚えていない。
会話の前後関係から読み取れるはずの事が全く分からない。会話が理解できない
勘違いしたうえで思い込んでしまう。間違えに気付かない。
一番厄介なのは「自覚症状が無い」という事ではないでしょうか?
そして症状が出る時と出ない時があるため、周りの人が気付きづらいという問題もあります。
昔、疑惑をもたれた政治家の言い訳として「記憶にございません」という言葉が有名でした。
高齢化が進みリアルに、「認知症の初期症状が出ていたため記憶にございません」という政治家が出てくる日も近いかもしれません。
※前回のブログ記事との関係はありません。