決算審査の仕方。

決算審査特別委員会が始まりました。
このブログを読んでいます!という他市の議員さんもたまにいるので、参考にはならないと思いますが私なりの決算審査の仕方を書きます。
新人議員の方向けですのでベテラン議員の方は読まないでください。。

まず絶対に言ってはいけないことが「この事業は何ですか?」です。
決算はすでに予算を承認したものです。
当選一年目ならまだしも、それ以外の方は予算の説明を受け、承認し、事業を把握していることが大前提です。

その上で決算審査では、まず基本的に、
・予定通り予算を執行したか?
・目標とする成果を出せたか?
・前年度と比べ予算額の増減に対する執行額の増減に矛盾はないか?
等を審査していきます。
一般質問ではないので常に「決算を認定するかどうか決めるのに確認しとかなきゃいけない事を聞く」と頭に入れておきましょう。

まず、決算書に前年度の決算額、前年度の予算額を書き込むところから始めましょう。
前年度不用額についても書き込むとよりいいです。
3年間もこれをやるとだいぶ議員力が上がります。

私の場合ですが・・・、事業の成果を問うとか来年度予算の方向性については多くの議員さんが発言します。
なので私は契約関係や行政行為について法的な問題点がないかを主に調べます。

工事・物品・運営委託などの契約について、全部調べます。
随意契約か入札か、指名競争入札か一般競争入札か・・・。
開札調書を全部閲覧し、問題点を嗅覚で探していきます。

経験から行くと電子入札より紙入札のものに嗅覚が反応することが多いです。
必要であれば木更津の法務局で会社の登記簿をとったり、仕様書を読んだり様々な裏付け作業もします。

ここまでやるとだいぶ異端になりますが、一度すべての開札調書をチェックしてみることをお勧めします。。

※10月4日18:30~ 君津市生涯学習交流センターにて
須永の議会報告会をやります!
告知はブログとSNSだけ!何人来ていただけるか心配です。。