氷河期世代から見た小泉改革 その3

自民党総裁選において小泉進次郎議員は「解雇規制の見直し」を掲げています。これがどういう結果をもたらすか、おそらくご本人も深く考察していないと思います。 2004年の派遣法改正では一部の企業や業界にはコスト削減のメリットがあったものの、長期的には労働市場の不安定化や個人消費の低下により、長きにわたる景気の低迷をもたらしました。

氷河期世代からみた小泉改革 その1

研修制度の改定により、都市部の病院が人気となり、地方の病院が研修医を確保するのが難しくなるという偏在の問題が指摘され始めてから20年たった今、地方自治体は深刻な医師不足となり市民生活に大きな影を落としています。 痛みをともなう改革の「痛み」は時間がたち、熱狂が覚めてからやってきました。 今の地方の医師不足を小泉元首相はどう考察するのか、ぜひ聞いてみたいです。