横浜市が汚泥焼却灰の埋め立てを凍結したことで、このブログにたどり着いた人もいるらしいです。
焼却灰には、汚泥焼却灰のほかにも一般ごみ(可燃ごみ)焼却灰もあります。
焼却飛灰と言ったり、処理方法によっては溶融飛灰となったりします。
例えば、富津・君津・木更津・袖ヶ浦の4市の可燃ごみはかずさクリーンシステムで処理され、そこから出た溶融飛灰は産業廃棄物最終処分場に埋め立てられます。
この可燃ごみから出た溶融飛灰も放射性物質を含んでいます。汚泥焼却灰だけじゃないんです。
9月6日の測定結果
この可燃ごみから出た「灰」を君津市は民間業者の最終処分場に埋め立てていますが、他市はどうしているか?
実は多くの自治体で、自前の処分場を持っています。
千葉県内では11市が自前の処分場を持っています。
平成21年3月31日現在のデータ
17ページ、最終処分場設置が〇が自前の処分場を持っている自治体
事務組合が処分場を持っているところも多いです。
つまり、多くの自治体で、
可燃ごみを処理→「灰」が出る→測定し8000ベクレル以下→自前の処分場にそのまま埋める。
という事がおそらく行われています。君津だけの問題ではありません。
また、ツイッター等で「千葉の海が汚染される」などと書かれていますが、
現時点で私が確認したかぎり、富津市沿岸にあるまちづくり公社の最終処分場には、汚泥焼却灰等は入っていません。海洋投棄はしていません。
※残念ですが選挙期間に入るのでブログの更新を自粛します。
25日以降にお会いしましょう。。