物価高騰対策の補正予算が上程されます。

9日に全員協議会が開かれ、16日には臨時議会が開かれることとなりました。

臨時議会では物価高騰対策を盛り込んだ補正予算が上程されます。長文になりますが内容を紹介します。

補正予算規模は約209億円(国の地方創生臨時交付金から約149億、災害復興・地域再生基金から60億)

主な内容としては、

・千葉県独自の取組として、教育費などの負担が大きい子育て世帯を支援するため、小・中学生及び高校1年生を対象に1人につき1万円を支給

・資材の高騰や燃料費の高騰などの影響を受ける、農業者(酪農家や土地改良区も)・漁業者や医療機関、社会福祉施設等を支援

・食材の価格が高騰していることから、県立学校の学校給食における食材費の高騰分を県が負担

・LPガス利用者と特別高圧で受電する中小企業等を新たに支援

テレビでも報道された今回の子育て世帯への県独自支援の内容について詳細を書いておきます。

・子どもの成長応援臨時給付金【新規】54億円

物価高騰の影響を踏まえ、習い事や体験活動などにかかる経費の負担を軽減し、将来を担う子どもたちが豊かな成長につながる機会を得られるよう、小学校から1年生から中学校3年生までを対象に、県独自に給付金を支給します。

対象者:小学校1年生から中学校3年生まで(県内在住)

給付額:1人あたり一律1万円(保護者所得制限なし)

県内小学生32万人、中学生16万人の計48万人が対象。

・高等学校等新入生臨時給付金【新規】6億円

物価高騰の影響を踏まえ、制服や教材等の購入費の負担を軽減するため、特に影響が大きい高校1年生を対象に県独自に給付金を支給します。

対象者:公立・私立高等学校、特別支援学校、通信制高校の新1年生(県内在住)

給付額:1人あたり一律1万円(保護者所得制限なし)

支給時期や方法は予算可決後となる見込みです。