「学区のねじれ」とは近くに学校があるのに遠くの指定学校に通わなければいけなかったり、子どもたちがすれ違ってそれぞれの学校に通っているような状況をいいます。
各地区ごとに通う小学校が指定されていますが、宅地開発や道路整備などで時代の流れにあっていない現状がうまれています。
平成29年9月の議会でも取り上げました。
私の質問は、
細目3、学区の見直しについてお聞きします。
小規模開発が進んだことによる児童、生徒数の急激な変化や、交通状況の変化による交通事故のリスク増大から、学区の大幅な変更が迫られています。
児童、生徒の学区を考える上で重要なのは、地域コミュニティーなのか、安全性なのか、優先順位をどのように考えているのか、見解を伺います。
市の答弁は、
通学区域、いわゆる学区については、学校規模、通学距離などを考慮し、教育の機会均等を図るため設定されたものであり、児童、生徒の住所により、就学すべき学校の指定を行っております。
学区の見直しにつきましては、過去に、適正な学校規模を維持するため、学校の分離、新設や統合する際に実施してまいりました。
また、マンションの建築、小規模開発等による一時的、局所的な児童、生徒の増加につきましては、学区制を維持しながら、柔軟に対応してまいりました。
しかしながら、少子化による児童、生徒の減少等も加わり、改めて学区を見直す時期に来ているものと認識しております。
↓この質問は動画で見ることもできます。
平成29年9月議会の動画はこちらから。
質問から約二年、市は学区のねじれ解消のために「承認校」という仕組みをはじめます。
大和田小を通り越して坂田小に行ったり、川を渡ればすぐ周西小なのに貞元小まで行ったりというような現状を改善することが出来ます。
もちろん任意なので指定校に通ってもかまいません。
選択肢ができるという感じでとらえてください。
詳細は君津市ホームページから見ることが出来ます。
君津市ホームページ、議会全員協議会への報告案件。