修学旅行のキャンセル料

9月議会には補正予算が議案として上程されています。
年度初めに作られるのが当初予算、様々な事情により年度途中に修正されるのが補正予算です。
今年度はコロナ禍の影響もあり補正予算第7号(7度目の修正)となります。

この中に修学旅行のキャンセル料が入っています。
キャンセル料については総額約265万円、国からの交付金でまかなわれます。
キャンセル料が保護者の負担にならないことは良いことですが、行けなくなった児童・生徒の皆さんのことを考えると残念でなりません。

私は義務教育である小中学校の間に行く修学旅行は公費でまかなうべきだという考えです。
教育の一環として行くのですから無償であるべきです。

しかし現実には積立金等を徴収しています。
今回初めてキャンセル料という形ですが公金が支出されました。
今後も公金でまかなうようにするためには、契約の方法や業者の選定方法など改善しなければならない点は多々あります。

・市で統一の契約書を作り免責事項等もしっかりと記入したものにする。
・高額になる学校はプロポーザル公募による透明性のある入札にする。
・随意契約の場合も必ず複数の見積もりを取る
などです。

その上で君津市が「修学旅行の無償化」に踏みきって欲しいと思います。
さらに「補助教材の無償化」「給食費の無償化」と合わせ「義務教育完全無償化」で子育て世代を呼び込めると思います。