君津市学校給食用物資納入業者登録制度

菅総理の息子さんが接待を繰り返していたというニュースを見ました。
学校給食にも発注する側と受注する側がいます。
この点について言及した平成26年の決算審査特別委員会の議事録を読み返して懐かしくなりました。

当時はかなり厳しい指摘もしましたが、市の担当者も真摯に受け止めて改善に向けて努力してくれました。
(ブログのカテゴリ62「学校給食」を読むと今までの経緯がわかります。)

その結果、全国的にも先進的な「君津市学校給食用物資納入業者登録制度」が出来ました。
コロナ禍で業態変更等を検討している事業者さんもいると思います。
登録を受け付けていますのでぜひ検討してみてください。
君津市学校給食用食材納入業者登録のための手続きのご案内

君津市の学校給食は材料費一食当たり、小学校250円・中学校310円を目安として作られています。
「一食250円なら安い!」と思う方もいるかもしれませんが光熱費や人件費などの経費も税金で払っていますので、一食250円で食べられてるわけではありません。
あくまで材料費が250円という事です。

飲食業の原価率は高くても3割ですので、売価で計算すると一食当たり、小学校833円・中学校1033円となります。(仮に原価2割で計算すれば売価はもっと高くなります。)
この売価に見合った給食が提供できているでしょうか?
賄材料が適正価格で納入されるためには発注者の公正さと競争原理が必要です。
公正さは私が眼を光らせます、あとは事業者さんが新規参入してくれることを望みます。