PTAはサークル活動と実行委員会方式で変われるかも。

今日は子どもの日です。
小学校4年生と3年生の子どもがいますが、下の子が骨折中なので激しい遊びはできません。
せっかくのゴールデンウィークもコロナと骨折でステイホームです。

さて、令和二年度が終わりPTAの役員もほぼ終了しました。
PTAバレー大会や授業参観・運動会など多くのイベントが中止や保護者の参加無しで行われました。
今年度も同様の状況になると思われます。
これを機に今までにPTA行事は本当に必要だったのか?改善すべき点はないのか?検討できると良いと思います。
PTA役員は負担が多く、嫌々やっている人がほとんどですが1年我慢すれば終わるため、改善するより黙って我慢してしまう場合が多いです。
その結果として子供の代までPTA役員が負担として引き継がれていきます。

昨年度私の所属したPTAでは会則の改正があったので、全国の先進的なPTAの会則を調べる機会がありました。
様々な情報をふまえて、楽しいPTA・負担感の少ないPTAに改善するための現実的手法として私が最善だと思う手法を二つ紹介します。

・一つはPTAバレーをサークル活動として位置付けることです。  
今でもPTAバレーの球拾いやお茶係・選手の子どもを体育館でお世話する係などを当番制で決めている学校もあるようです。これに対し不満を持っている保護者の方も多く、PTA嫌いの大きな理由となっている場合が見受けられます。
サークル活動の一つとすることで、助成金としてお金は出すけど人手と口は出さないというスタイルにしている学校も増え始めています。
これはバレーの選手からするとお金の使い道が自由になるというメリットもあり、選手じゃない役員からすると勧誘や球拾いなどの手伝いをする必要がなくなるので、どちらにもメリットがある事です。
バレーボール以外にもフットサルやコーラス、バトミントン、ソフトボールなど多彩なサークル活動を展開している学校もあります。
参考までに紹介します「江東区立東雲小学校PTAのサークル活動」
強制せず、強制されず、楽しくやるにはこのスタイルが良いのかと思います。

・もう一つは学校行事への実行委員会方式の導入です。
〇〇委員会という委員会があるPTAがほとんどだと思いますが、その委員会が実質的には一つの行事しかしてないような状況ってありませんか?
もしそうならその行事のための実行委員会を公募して実行委員会が中心となって運営していく方式にすることで強制的な役員選出の人数を減らすことができます。
もし誰も実行委員のなりてがいないようならその行事自体を廃止も含め検討すればいいのです。
委員会制から手上げ方式の実行委員会型(エントリー制)に変える学校も増えています。
参考までに東京都大田区立嶺町小学校PTOのホームページを紹介します。
「東京都大田区立嶺町小学校 PTO」はこちらから
このホームページのサポーター募集!というところで、
運動会サポーター募集、朝の登校見守りサポーター募集、などが書かれています。
既存のPTAの多くが委員会でやっている事をすべて任意の手上げ方式でやっているのです。 
 
無理なく、楽しいPTAを目指して少しづつでも改善していくと良いと思います。