質問の通告をしました。

まもなく令和3年第4回議会定例会が始まります。
招集日は11月26日(金)です。先週19日には議会運営委員会が行われ、日程や一般質問の通告書が確定しました。
私は12月2日(木)14:00~14:45に質問をします。
長文になりますが以下に私の質問通告書を紹介いたします。

大綱1 米価下落や原油価格高騰から農業者を守る施策について
細目1 米価下落の現況と農業者への影響について
米価の大幅な下落により多くの農業者が苦しんでいます。規模を縮小する人や機械代を払えずに離農する人もいます。離農が進めば農地が荒れ、有害鳥獣被害の拡大や治水機能の低下、農道の荒廃など農地が持つ多面的な機能が失われます。そのような事態を防ぐために3点伺います。
1 県内JAのコシヒカリ1等米は概算でいくらか伺います。
2 大幅な米価下落により農業者が受けた影響を把握しているのか伺います。
3 農業者が受けた影響に対し、市はどのような対応をしているのか伺います。

細目2 学校給食米の仕入れ価格について
本市の給食で使う学校給食米はJAきみつから年度契約で購入していますが、過去5年間で市が購入している価格の推移について伺います。

大綱2 清和地区発展のための戦略的思考について
細目1 住む場所の提供について
子育て世代を呼び込むためには住宅地は欠かせません。空き家しかなく「新築」という選択肢がない場所ではそれだけで転入への間口を狭くしてしまっています。
コロナ禍により田舎暮らしが見直される中、清和地区においても転入者が家を建てやすい環境が必要です。
清和地区には未利用の市有地がいくつか点在しており、その市有地を「〇区画以上の住宅分譲地とし人口増加に寄与すること」等の条件をつけた上で公売にかけてみてはどうでしょうか。公売金額が安くても住む人が増えれば市にとってはプラスになります。市の見解を伺います。

細目2 働く場所の創出について
清和地区には未利用地がたくさんあり、農地転用などのハードルも市街地に比べると低く、1年を通じ20度前後の弱アルカリ性の「茶水」と呼ばれる地下水が出る地域もあります。地区の様々な特色を伝え、企業を呼ぶには市長による企業訪問が有効だと考えます。
市長でなければ会えない役職の方と会うことこそ本当のトップセールスです。
ぜひ積極的に企業訪問に行ってほしいと提案しますが、見解を伺います。

細目3 「ここにしかない」という特色づくりについて
地方では豊かな自然を売りにして転入者を呼び込もうという自治体が数多くあります。豊かな自然という響きは良いですが、どこにでもあることを売りにしても選んではもらえません。
他にはない、若い人に人気があるなどのキーワードに合致する特色を作っていく必要があると思うので、ボルダリングやスケボーなど新しいスポーツをできる環境づくりを進めるべきだと提案しますが、見解を伺います。

大綱3 市内産業廃棄物最終処分場の増設について
細目1 現在の進ちょく状況と今後について
今年の1月に3-1期処分場の許可が出て搬入が開始されていますが、現在の状況と3-2期増設工事の進ちょく状況並びに今後について伺います。
また、これ以上の規模拡大を防ぐために市としてどのような手法を用いるか併せて伺います。

大綱4 本庁舎の建て替えについて
細目1 現在の状況と今後の進め方について
今年6月の定例会で庁舎について、「建築後45年を迎えるが今後15年間程度は使用できるよう必要最小限の維持補修に努めていくこととし、新庁舎基本構想の策定時期については慎重に検討していく」との答弁がありました。「慎重に検討していく」とは事実上の先送りであります。
市有建築物耐震改修優先度表に庁舎は優先度2に区分され、重要度・危険度から言っても先送りが望ましくないことは明らかです。
仮に総事業費を80億円とした場合、60億円を起債で賄っても、令和2年度の財政健全化の比率から積算すると将来負担比率は57.8%であり、早期健全化基準の350%と比べても高い数字ではありません。
しかし解体費等起債できない費用分の予算が少なくても20億円以上必要であり、その予算が捻出できず建設を先延ばししているというのが実情ではないでしょうか。
15年先送りし、1年に2億円ずつ貯めれば30億円ですが、それ以上に修繕費で支出することになれば15年後も庁舎は建てられません。
「建て替えは必要だけどお金がない」のであれば民間活力の利用を検討すべきです。速やかに検討を始めるべきだと進言しますが、見解を伺います。

大綱5 ペットの殺処分ゼロを目指す施策について
細目1 市内及び君津保健所管内の現況について
犬猫の殺処分が社会問題となり、ペットの生体販売をやめるペットショップも出てきています。
本市としても殺処分ゼロを目指し行動すべきだと考えます。そこで、市内及び君津保健所管内の犬猫の捕獲頭数、殺処分頭数を伺います。あわせて市としてどのような対策をしているか伺います。

以上です。
興味がありましたらぜひ、傍聴にお越しいただくかインターネットでご覧ください。
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