千葉県消防協会への補助金、最大の成果をあげられたか

千葉県議会では9月定例会で決算審査特別委員会が設置され、閉会中も審査し12月定例会で決算の認否が行われます。

私は委員ではありませんが議会議員としての責務がありますので調査をしています。

決算は使ったお金の審査ですので、自治法や財務規則等に照らし合わせて適正かどうか、最大の効果を上げるよう執行できたかどうかが重要になります。

例えば、
千葉県から消防振興事業補助金として千葉県消防協会に2800万円支出しています。

これが消防団関係の事業や操法大会開催に使われています。

事業内容としては、「消防思想の普及徹底及び消防活動の強化を図る事業に要する経費についての補助金」とあります。

そこで決算での質問の例を挙げると、「消防思想の普及徹底及び消防活動の強化をすることができたのか?具体的な成果を問う」となります。

消防団数も消防団員数も減り、操法大会参加分団も減っている現状において、数値で表せる成果はほとんど無く答弁は厳しいでしょう。
むしろ成果から見えてくるのは来年度以降に向けた大改革しかないと思います。

また千葉県消防協会の会長は10年以上同じ千葉市議会議員の方が務めており、政治家が代表を務める団体への支出という側面があります。

個人的には会長を持ち回りにして、疲弊する地方の消防団の現状を知っている人にして欲しいです。

公益財団法人 千葉県消防協会

消防操法大会にようやく変化の兆し。

平成30年第3回定例会が始まりました。その2。