給食費無料化の考え方。

議会での一般質問が終わりました。
今週常任委員会、来週決算審査特別委員会と続きます。
一般質問で取り上げた事を少しづつブログで紹介していきたいと思います。
今回は給食費の無料化について、聞きました。
私は給食費を無料にしたい。と思ってます。
無料化には、市のイメージアップや生産年齢人口の増加などの効果があります。
これを第一の目的とすると「バラまき政策」的に思われてしまいます。
そこで、質問の切り口としては、「子供は地域の宝」「地域で子供を育てる」という考えがお題目でないのならば、子供の給食費分を社会全体で負担しても良いのではないか?というようにしました。
学校現場での給食費徴収事務は無くなり、先生方が滞納家庭を回る必要も無くなります。
国民健康保険料の算定では「均等割」というものがあり、オギャーと生まれた赤ちゃんでも39900円(君津市の場合)負担しています。
その内の1万円は後期高齢者支援分です。
つまり、0歳児も後期高齢者医療を支えているのです。
社会全体で高齢者を支えるのであれば、社会全体で子供たちを支えるのも当然です。
群馬県前橋市や兵庫県相生市、東京都江戸川区、和歌山県新宮市など、完全無料化や一部無料化などやり方は様々ですが導入する自治体が増えている事は事実です。
木更津に家を建てようと思っている方、「君津市が給食費を無料に!」となったらどうしますか?
さらに、新しい「住宅取得奨励制度」+「世代間の同居または近居に対する支援」で、君津を選んでいただける方も増えるのではないかと思います。