今日から県議会の代表質問が始まりました。
今日は自由民主党と立憲民主党の代表質問でした。代表質問は発言の持ち時間が1時間、執行部の答弁時間も1時間ですので合計2時間となります。
今日の代表質問では、成田空港周辺開発や農業問題、多様性を尊重する条例についてやJR久留里線の問題、カーボンニュートラルや児童相談所の一時保護、教員の未配置、金属スクラップヤード条例など様々な課題が取り上げられました。
私の質問は29日(木曜)午後1時からです。大きな項目で7点の質問となります。
1、入札について
2、君津市内最終処分場について
3、河川管理について
4、都市計画について
5、農業問題について
6、JR久留里線について
7、ワクチンへの助成について
まだ案ですがいくつか具体的に質問を紹介します。
1.入札制度について
(1)一般競争入札を適用する金額を見直し、一般競争入札を拡大すべきと考えるがどうか
※千葉県の入札では5000万円未満まで指名競争入札が使われていますがこれは全国的に見ると非常に遅れています。埼玉は1000万円未満、神奈川は250万円未満です。国のガイドラインでも「原則一般競争入札」と書かれています。つまり原則指名競争入札廃止です。
意図的に指名競争入札を縮小しないのか、しっかりと指摘していきます。
(2)不正防止のため、公共工事等の入札を専門部署で一元化して行うべきと考えるがどうか。
※千葉県では出先機関でも入札事務を行っています。しかし出先機関は事業者と接する機会も多く不当な要求をうけたり、断れず便宜を図ってしまう可能性もあります。
全国知事会の「都道府県の公共調達改革に関する指針」には談合を防止する対策として「入札事務を事業担当部局から切り離し、独立性の確保された専門組織において一括して行う事も効果的な対策」と書かれていますので提言していきます。
(3)建設工事における総合評価方式の評価項目について、「地域特有貢献の有無」の配点を見直すべきだと考えるがどうか。
※これは君津市の総合評価方式を改善させたときと同じ質問です。現状は、障がい者雇用の有無、女性雇用の有無、高齢者雇用の有無、ボランティア実績、どれかに当てはまれば1点で二つ当てはまっても2点にはなりません。
これでは障がい者雇用や女性雇用は進みません。複数点になるように配点の見直しを求めていきます。
↑傍聴も可能ですし、千葉県議会公式ホームページからインターネット中継でも見ることができます。
※指名競争入札における官製談合などの具体的な情報をお持ちの方は情報提供いただけたら幸いです。