能登半島地震への千葉県の対応。

令和6年、2024年となりました。

今年はおめでとうございますと言いづらいような災害、事故から始まりました。私も2日誕生日でしたが、素直に喜べませんでした。

能登半島地震への千葉県の動きについて、防災危機管理部から報告がありましたので皆さんに報告します。(1月4日時点)

1、庁内体制等
○被災状況や応援職員派遣要請への備え、各部局が個別に受けた応援要請などについて、チャットラックや電話等で全庁共有
○応援方針等を確認するため、各部局主管課長等で構成する「千葉県防災対策推進会議」を開催
(※)「千葉県大規模災害時応援受援計画」において、県外で発生した大規模災害に対し、国
が「非常災害対策本部」を設置等した場合には、各部局主管課長で構成する「千葉県防災対策推進会議」を開催し、被災地に対する応援方針及び各部局における応援状況等を共有することとしている。

2、応援準備
(1)人的応援関係
○各部局と応援職員派遣要請への備えについて共有。
汎用の応援人員について、各部局 10 人程度確保するための人選作業に本日着手。
○市町村課から県内市町村に対し、応援職員派遣要請の可能性について連絡。
要請があり次第、派遣調整の照会を行うため、休み中の連絡体制の確保を要請

(2)給水
○企業局において、給水車派遣の体制を準備(2次要請に対応予定)
○企業局から、県内水道事業者に対して、給水車派遣要請に対する準備を依頼

(3)物資関係
○備蓄倉庫からの搬出・輸送の応援要請の可能性について、協定締結事業者に連絡
※柏(民間)倉庫【毛布(約 5000 枚)、簡易トイレ(約480 基)など】

(4)医療関係
○日本医科大学千葉北総病院から、空路搬送調整支援のための DMAT1チーム(5名編成:医師2名、看護師2名、ロジ1名)を派遣。
・派遣期間は 1月4日 から1月8日を予定。
・本派遣は航空搬送調整の専門として、マネジメントの支援を行う。

房総半島台風を経験し、千葉県の対応は格段に速くなったと感じます。災害時には偽情報が多く出回りますが、うかつに拡散しないようお気を付けください。