能登半島災害ボランティア報告 その3

結局、午前中にブロック塀の撤去を1件、午後に災害ごみの撤去を3件おこないました。
東日本大震災や房総半島台風の時も災害ボランティアに参加しましたが、1日に4件完了できれば多い方です。

志賀町災害ボランティアセンター

ただ、ボラセンが活動を開始してから4か月経過しているせいか、明らかに災害ごみではないものがかなり混ざってました。

タダだからついでに…という考えもあるのでしょう。ボランティア側も断りづらいという心情があります。
災害ごみ以外を受け入れていると終わりがありませんし、本来必要なところへ人手が回せません。
どこかで線引きをする必要があると感じました。

ボランティア終了後、輪島方面に向かい車を走らせました。

房総半島の山間部のような、左は崖、右は谷というような道が多く、いたるところでがけが崩れにより対面通行で復旧中になっていました。

特に輪島市や珠洲市に向かう道は山間の狭隘な道が多く、まだ地元車両以外通行止めが多かったです。ボラバスでの受け入れのみに限定しているのはそういった道路事情も影響しているようです。

インフラの復旧にはまだまだ時間がかかりそうな印象を受けました。やはり半島において道路の寸断というのは非常に厳しいものがあります。

市と連携しながら県の孤立集落対策を推進していきたいと思います。

また時間を作って来たいと思います。
日本海はとても穏やかできれいでした。