消えた公用車を追え!その2

6月17日に書いたブログ「消えた公用車を追え!」の続きです。
6月17日のブログ「消えた公用車を追え!」

まず、ナンバーと車台番号が一致しないマツダファミリアはナンバーの転記ミスだったことがわかり、正しいナンバーを教えてもらいました。これを元に再度袖ヶ浦の自動車検査登録事務所に行けば車のその後を追えます。
しかし、よくよく見返したら情報開示請求で得た車検証も、売却または廃車にする以前の車検証に手書きで「売却」「廃車」と書いてるだけで「証明」といえる書類ではありません。

これを確認するには結局100台以上すべての全部事項証明書を取らなければなりません。
私個人ではさすがにそこまでは厳しいです。

ずさんな書類管理ではありますが10年前の事でもあり、石井市長になってからはほぼすべてインターネット公売、事故等でやむを得ず廃車になった場合もそれを証明できる書類をきっちりと添付しているとの事なのでこの件はここまでとしました。

また、平成24年度に売却したコマツのショベルローダ―とグレーダは売却先と売却金額787,500円の載った書類が開示されました。
購入した民間企業が使っているのか、あるいはそこからどこかへ流れたのか、これ以上は追えませんでした。
しかし、なんとこの売買契約を随意契約で行っていました。
通常ではありえないことです。
公用車の売却というのは公有財産の売払いです。
地方自治法施行令(施行令第167条の2第1項)と君津市財務規則によれば公有財産の売払いが随意契約でできるのは30万円以下と決まっています。

10年前とはいえこの契約はかなり問題があります。
(今はインターネット公売ですので随意契約で売払うという事はありません)
他市では自治体が随意契約で財産を売り払ったことが違法だとして裁判となった例があります。

なぜ違法性という危険を冒してまで随意契約をしたのか?
何か理由があるのでしょうが今は推測の域を出ません。
もう少し調べてみたいと思います。

※今の職員さんたちが同じことをしない・させられない様にあえてブログで書かせていただきました。