三日間の予算委員会が終わりました。
県議会で予算委員会3日間は短いように思いますが、それぞれの常任委員会でも所管する事業の予算について質問することができるので、質問のチャンスは多いと思います。
ちなみに君津市議会も3日間でしたが、予算は予算審査特別委員会で質疑することとし、常任委員会での質問はできませんでした。
県議会の予算委員会は一問一答方式という事で楽しみにしていました。しかし慣例で質問の要旨を通告することになっており、事実上台本読み合わせのようになってしまっています。
通告の範囲内であれば再質問は許されているので私は納得のいかない答弁に対しては何度もアドリブで質問をさせていただきました。君津市議会の時と同じスタイルです。。
県議1年目ですが会派の先輩・同僚議員のおかげで2日間計38分という時間をいただきました。ありがとうございます。一人会派なら10分だけです。(質問と答弁合わせた時間で)
県議会ホームページから動画も見れますのでお時間があればぜひご覧ください。
千葉県議会 本会議録画中継 (chiba.lg.jp) 3月5日予算質問
千葉県議会 本会議録画中継 (chiba.lg.jp) 3月6日予算質問
3月5日は前回ブログに書いた入札に関する質疑で時間を使い切りました。3月6日の質疑の超ざっくりな内容を以下に記します。
・介護事業所における業務改善支援事業について、新規に相談センターを立ち上げるというが、これは専門的な知識が必要となることから、介護現場の実態を理解した人員や業務改善コンサルティングの実績を有する人員を配置するという事がわかりました。今後プロポーザルで事業者を公募する方向です。
・介護関係で箱もの予算はあるが人に対する予算が少ない、人材確保について移住定住施策や奨学金施策と合わせるなど部署を超えた施策の展開を要望。
・予算上では医師少数区域に対する事業が山武長生夷隅医療圏のみだが、4月に予定している県の保健医療計画改定で君津保険医療圏も医師少数区域になる。その後は君津保険医療圏にも支援を実施していく。
・ちば文化創造・継承事業について、新たなものだけでなく長く続いてきた伝統的なお祭り等には補助しないのか。地方では人口減により次々とお神輿やお囃子などの文化が途絶えていってしまう。
・小櫃川は河川整備計画の策定のため、まずは河川整備基本方針の策定に向けて国と協議を進めている。君津市の久留里地区や小櫃にも整備が必要なところがあるのでしっかりと計画に盛り込むよう要望する。
・小糸川も小櫃川同様、河川整備計画の策定に向けて進めていく事を強く要望する
・千葉県誕生150周年記念団体旅行造成支援事業は3000件の申請があり、予算上限に達したため1000件を実施し2000件は断ったことがわかった。新年度ではその成果を活かしつつ、断った2000件の事業者にもフォローして顧客として逃がさないような取り組みを要望する
・千葉県においても水源地域を無秩序な開発から守るため水道水源保護条例を作るべきではないか。
・君津市内産業廃棄物最終処分場には施設改善命令を出すべき。
というような内容でした。お時間ありましたら是非ご覧ください。他の議員さんのも勉強になります。