君津市の防災について。

3月11日です。
東日本大震災から6年が過ぎました。
被害にあわれた多くの方々に謹んで哀悼の意を表します。

先日の一般質問で君津市の防災に関して質問しました。
その中から何点か紹介します。

・現在君津市は滋賀県草津市と長野県飯田市の2市と災害時相互応援協定を結んでいます。
しかしこの2市ともアクアラインや都心を通らなければならず、大規模災害時には交通網のマヒにより相互応援ができない可能性を指摘しました。
同時被災の可能性や、君津市との距離、交通網の寸断などを考え、今後あらたに北関東の自治体と相互応援協定を結べるよう努力していくことになりました。

・防災士の普及に関して、昨年は幼稚園に一名防災士資格保持者を配置。今年度は教育員会に一名配置。
今後、各小学校にも防災士を配置していく予定。
現在は社会福祉協議会以外にボランティアセンターを運営できる団体がないが、今後防災士を育成し防災士会等がボラセンを運営できる体制づくりを要望、前向きな回答を得ました。

・避難所運営マニュアルの改訂について、平成29年度中に改定すると明確な期限付きの回答を得ました。
また、コミュニティセンター等避難所の開設についても職員だけでなく、市民の中にも避難所の開設ができる人を見つけていく方向で一致しました。

・市役所庁舎の耐震化について、28年度末までに本庁舎再整備検討委員会のとりまとめ報告をおこなうという期限付きの答弁を引き出しました。(この二日前の答弁では「いつという時期はお答えできません。」って言ってた)
今の庁舎は耐震化し、まだ使い続ける方向だそうです。
防災の拠点となる施設は庁舎外に新設(新しい建物を建てる)する方向。
これに関しては今後もよく精査していきます。

君津市の防災施策も少しづつ進んできています。
しかしまだまだ「君津はたいしたことにならないよ」という考えの方も多いようです。
そう考えたほうがストレスにならず生きやすいから、脳が防御本能でそう考えるのです。

子供、孫が犠牲にならないよう、自分はストレスを抱えてでも最悪の想定をし、それに対する対策を考え続けたいと思います。