令和元年第二回定例会がはじまります。その1

令和元年第二回定例会(通称6月議会)が6月3日から開会します。

私は6月6日(木)14:30~15:30まで一般質問に登壇します。
その質問通告書を紹介いたします。
長文なので何回かに分けて掲載いたします。

大綱1 市役所庁舎の建て替えについて

細目1 庁舎の現状について
防災科学研究所が公表しているデータによると、本市で今後30年以内に震度6弱の地震が起きる確率は、84.7%です。また千葉県の地震被害想定においては本庁舎が立地している場所は揺れやすさを表すSI増幅率が最上の「非常に揺れやすい」場所に色分けされています。
そのような状況の中で本庁舎は築42年が経過し、老朽化が進んでいます。
現在雨漏り等の破損個所はどこにどのようなものが何か所あるのか、また耐震性能と倒壊した場合の被害予測について伺います。

細目2 建て替えについて
「非常にゆれやすい」地面の上に築42年11階建てという高層の建物が建っている危険性を先送りし続けることは無責任だと思います。
本市の将来負担比率は県平均・国平均よりも低く、庁舎を建て替える財政的な力はあると思います。あいまいにしている間に災害がきてしまいます。
市役所庁舎の建て替えを提言いたしますが見解を伺います。

※以上が大綱1の質問です。
庁舎の建て替えというのは検討を始めてから完成するまでに5年~8年ぐらいかかってしまいます。
今の庁舎が築42年ですから、すぐに検討を始めても築50年になってしまうと考えられます。
以前から決断が必要な時期に来ているのですが先送りされてきました。

これには合併問題と選挙が絡んでいます。
君津市と木更津市との合併については推進派も反対派もいます。
庁舎を立て替える⇒合併する意思がないと思われる⇒合併推進の団体から選挙で支援してもらえない。
という市民・職員不在の理由で先送りされてきたと思います。

600人以上の身の安全が最優先です。
庁舎建て替えの問題は合併とは切り離して考えるべきです。
「建て替える」と決断し、場所・規模等の検討に入るべきだというのが私の考えです。
熊本地震で5つの自治体の庁舎が被災し、災害対応に遅れを生じたことを教訓とすべきだと思います。

平成  年熊本地震において本庁舎が被災した自治体の災害対応について ~宇土市役所の事例~